みなさん、こんにちは！医局員の橋本です。普段は救急科と緩和医療科で臨床医としての日々を送っていますが、週に一度、ちょっと特別な勉強をしています。それは、理化学研究所での人工知能（AI）の学びです。
最近、ChatGPTや自動運転といった技術を通じて、私たちの生活に広がる「AI」の影響を感じている方も多いでしょう。これらの進歩の背景にあるのは「Deep Learning」という技術です。この技術により、画像認識、音声認識、そして自然言語処理といったことが、AIによって飛躍的に進化しています。私は、理化学研究所で、主にこのDeep Learningという技術を取得し、医療にどのように活用できるか日々研鑽しています。
医療の現場には、CT画像やレントゲン、内視鏡画像など、AIが利用できるデータが沢山あります。カルテやサマリーなどの文章もそうです。これらの情報をAIが解析することで、画像診断、医師の診断補助、手術支援医療に繋がり医療の質は向上していくと思います。 私がいる研究室では、まさに医療とAIの組み合わせを行なっており、日々新しいことに挑戦しています。そして、これからは大学病院の医療情報を使って、医療のデジタル化を進めていく予定です。 日々の臨床業務だけではなく、新しいことにチャレンジしてみたい、という方は、ぜひ私たちの研究室に足を運んでみてください。一緒にワクワクすることをしましょう！
